【ショップ店頭で評判がよくないスマホ】富士通大谷常務「背伸びしたこともある」

「パソコンにはファンがあるが、スマホにはない」…発熱問題に関して言及。

arrows01
富士通の執行役員常務で、富士通モバイルコミュニケーションズの代表取締役社長である大谷信雄氏が登壇し、質疑に答えた。大谷氏は、日本メーカーがスマートフォンに出遅れたことに触れて「当初は出遅れたがスマホの技術についてはもうキャッチアップしたと思っている。日本のメーカーにはもともと、10年のフィーチャーフォンのノウハウがある。こうした日本らしい技術は明らかに日本メーカーの強みになる。少なくとも国内では、アピールすればシェアは挽回できる、負けないと思っている」と話した。
 また、夏モデルで発熱が見られるとの質問については高田氏が回答し、「いろいろな形で改善の要望は得ており、熱についても認識している。冬モデルでは熱拡散を助ける特殊な材料をクアッドコア搭載モデルに入れている」などと語った。

 発熱などの不満については、説明会後の囲み取材において、大谷氏も言及した。同氏は、「先陣を切ってクアッドコアを採用したため、エンジンが大きい分だけ熱が出る。パソコンにはファンがあるが、スマホにはない。熱を抑える必要がある。どんどん改良していく」と話した。
 さらに同氏は、ショップ店頭の評判がよくないとの指摘を受けて、「背伸びしたこともある」と語った。先進的な技術の搭載を急ぐあまり、不具合などによって店頭対応が増え、ショップでのウケが悪いという構造だ。


富士通、ハイスペック&国産モデム搭載スマホで年間800万台目指す – ケータイ Watch

スマートフォン不具合速報 : 速報:「ARROWS Z ISW13F」「ARROWS X F-10D」、お約束どおり兄弟仲よく爆熱中症?

価格.com – 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ ARROWS Z ISW11F au [ファインホワイト] レビュー評価・評判

国内メーカー別シェアで海外メーカーを入れても総合2位のポジションとなり、年間800万台を狙うという富士通。ただハイスペックな日の丸スマホで注目を集めたはいいものの…アローズのハイスペ、というとすっかり身構えたくなるブランドになったしまった感じ。2度と持ちたくないというユーザーも生んだことでしょう。一抜けした方が「楽」になれる目まぐるしい競争の中で、尖った性能で挑んでくれる国産メーカーというのは嬉しいのですが…日の丸スマホだからこそ「信頼」を失ってまでは追いかけるべきではないですね。

ハイスペ一巡後の差別化となる富士通独自の色はというと「ヒューマンセントリックエンジン」。見やすさ、操作のしやすさ、省電力、セキュリティなど、ようは「らくらく」でやさしいスマホ。国産メーカーはココを粘り強く仕上げていって大きく世界へ…なんてやるとまだ火傷するでしょうから、成熟から衰退期(いつなんでしょう)みたいな頃合いにしぶとく高評価を得たいところです。