SoftBank、2014年春「トリプルLTE」、iPhone 6で「クアトロLTE」のストーリー

孫正義社長「言われっぱなしなのか。言い返さないのか」。

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新しい「iPhone」が2機種発表された。もっとも注目を浴びるのは、ついにiPhoneの取り扱いをスタートするNTTドコモだ。そしてKDDIは、エリア品質で優位性をアピールする。これらの動きに対して、ソフトバンクモバイルは、代表取締役社長の孫正義氏のTwitterが9月に入って以降更新されず説明会も行われないなど、後手に回っている印象すら受ける。

しかし、これは「どっしり構えていたから」と、ソフトバンクモバイルCTOの宮川潤一氏は説明する。グループ会社のAgoopが収集する、他社を含めたパケット通信接続率のデータからauの800MHz帯LTEサービスの状況を確認しており、ソフトバンクの接続率とauのそれとは、大きな差がついていない、と判断していたのだという。

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――auは「800MHz帯があるため(ソフトバンクより)有利」と主張しています。今日、こうして宮川さんが話すということは、それに異論があるということですよね?

宮川 まさにそのお話でして。今回のネットワークには自信があったんですよ。ですから営業には「他社がなに言おうが気にするな。結果で出るから」と言っていました。営業サイドが納得して黙るくらいのデータはあるんです。なので静かにしていました。でも、孫さん(孫正義社長)からも「言われっぱなしなのか。言い返さないのか」と言われ……(笑)。

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トラフィックはまだまだ上がり続けています。5sのトラフィックがどうなるか正確には読めませんから、さらに違う手も打たなくてはならないかもしれません。そのくらい、iPhoneのトラフィックって“異常値”なんですよ。今回、チャイナモバイルの件もあり、TD-CDMAの準備は海外でも進んでいます。『iPhone6』になるのかどうなるかわかりませんけれど、次世代のiPhoneが出る時には『TD-CDMA』を積む可能性もあります。ですから“トリプルLTE”から、2.5GHz・TD-CDMAを含めた“クアトロLTE”へと持って行くという我々のストーリーにはちょうど合うのかなと。2.5GHzでTD-CDMAをやる必然性は感じていなかったのです。

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「言い返さないのか」という事で宮川CTOが大きな差はついていないとauに反論。

ただトラフィックは上がっていきますから、プラチナも勿論整備。巻き取り作業で遅れる可能性はあるものの、プラチナバンドの3Gをやってる基地局にLTEのカードを挿せば、3月末までに3万2000局、人口カバー率99%くらいの展開ができるんだそうですよ。

という事で、最近黙りの孫社長はプラチナLTE出遅れでしょんぼり、ではなくネットワークの納得のデータを見て「どっしり」だそうです。本音はアメリカ攻略に「どっぷり」かもしれませんが。