【G'zOne】カシオ「W62CA」の丸窓がなくなった理由

カシオ計算機のインダストリアルデザイナー杉岡忍氏が語る!


「事前に新しいG’zOneの規格や設計条件、仕様などのほかに、『薄型化を実現する』という課題が言い渡されていました。シリーズものの場合は、根底に流れるコンセプトを崩さないという条件も必須です。それらを踏まえて、最初はラフなデザイン画を描いていきました。スケッチブックに思いつく限りのデザインを、何ページにもわたって何十パターンもバーッと描くのが私のやり方です。その中から取捨選択していきます。ただ、適当に描いたり、仕様に合わせただけのものを描いたりするのではなく、常に『G’zOneって、何だろう?』ということは念頭に置いていました」



 初代から受け継がれてきた丸い表示部をなぜなくしたのだろうか。



「実はW62CAのデザインは、従来型の丸型ディスプレイを搭載したものと、今回の完成形のような新しいデザインのものと、2パターンが並行して進められていました。私は新規デザインの担当でした。進行していく中で、今回の課題である薄型化を実現しようとすると、丸型の窓では耐久性という条件をクリアできないことが分かったのです。そこで、伝統を引き継がせるよりも薄型化を優先して、G’zOneを次の段階に上げることにしました」

*カシオG’zOneのデザインが変わったワケ(ASCII)



*CASIO G’zOne W62CA


課題の中で丸窓か耐久性かという話になれば、そりゃ耐久性ですわなぁぁ。「言い渡された」課題…うぅぅん、今は少々犠牲があっても薄くしないと売れませんしね。復調の携帯電話事業が最悪化して「G’zOneヤラネ!」なんて事になるのは絶対回避してもらいたいですし。…でも歴代シリーズと並べられてしまうと…いや、決して悪くはないですが、やはり別モノといった感じ。次モデルは可能であれば丸窓復活が見たいですなぁぁ(丸窓ストレートでもヨイヨ)。